定規


学校を卒業して 50年余りとなり
その当時の事を 思い出してみた

就職をして

新入社員となり
上司の渡辺さんから
仕事をするにあたって
道具は 大事なものだから
与えられたものでは 意味がないから
必要な道具は 自分で選んで 買ってきなさい
銀座の伊東屋に良いものが有るから 行ってきなさい
それから 領収書は必ず受け取っておくこと

早速 伊東屋へ

コンパス、デバイダー、烏口は、ドイツ式 ロットリング製を購入
円定規は、ステッドラーにした
筆記具も、ステッドラーにした
分度規、英数テンプレートは、内田洋行
芯削りも、内田洋行
三角定規は、アクリル30cmの目盛付きのKENT
物差しは、アクリル透明の30cm

これで良しと思い 勇んで 会社に戻る
渡辺さんに品物を見せ 報告をしたところ


目盛付きの三角定規は、
物差しでは無いのだから 目盛は必要なし

アクリル透明の物差しは
コンパス、デバイダーの針が刺さらないから 駄目

領収書は、受け取っているね
三角定規は、目盛なしの物に交換
物差しは、反りの無い 竹製に交換
して来なさい

渡辺さんは、私が不適切なものを買ってくると
分かっていたのだと この時 思った

伊東屋に再度出向いて
交換をして貰った
三角定規は、タケダ製図器製に
物差しは、メーカー不明

この時、とても頼りになる上司だと感じた

これ等の道具は、幾つかは、買え替えたが
殆んどは、手元に残っている

<つづく>





by camellia-02 | 2017-04-30 12:16 | たわけごと | Comments(0)


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